【多摩市】多摩市の「市税概要」から読み解く雑学3選。たばこ1箱で市に131円寄付!?年間5万人がプレイするゴルフ場がもたらす恩恵とは?
毎年、私たちが納めている住民税や固定資産税。つい「難しい」という印象を抱きがちな税金ですが、多摩市が発行する最新の「令和8年度版 市税概要」を紐解くと、多摩市に住む人々の暮らしや世相がちょっぴり解像度高く見えてくる、面白いデータが隠されていました。
今回は、「多摩市の税金にまつわる3つの意外な真実」をご紹介します!

① 愛煙家は市の救世主!?たばこ1箱で「131円」が多摩市の財源に
多摩市の財源を支える重要な税目の一つに「市たばこ税」があります。実は、私たちがコンビニなどで買うたばこの価格には市税が含まれており、たばこ1箱(20本入)につき「131.0円」が多摩市に納税されているのをご存知でしょうか。
令和7年度のデータを見ると、多摩市内だけでなんと年間1億2,470万本ものたばこが売り渡されています。 その結果、多摩市に入ってきた「市たばこ税」は、年間で約8.2億円!
これは市税収入全体の2.6%に相当し、市民1人あたりに換算するとなんと年間5,521円も、たばこ税の恩恵を受けている計算になります。愛煙家の皆さんは、1服するたびに多摩市の公園整備や行政サービスに大きく貢献していると言えそうです。

② 市内にそんなにゴルフする場所が?年間5万5,000人のプレイが生む「3,600万円」
多摩市には「ゴルフ場利用税交付金」という、ちょっと珍しい収入があります。これは、ゴルフ場でプレーした人が支払う税金の一部(70%)が、都から多摩市へ交付される仕組みです。
令和7年度の決算によると、年間で5万6,000人もの人々が多摩市内でゴルフをプレイしています。
この恩恵を受け、多摩市には年間約3,640万円もの交付金が入ってきています。緑豊かなゴルフ場でのナイスショットが、巡り巡って多摩市の街づくりを潤してくれているのです。

2026年7月12日撮影
③ 世相を反映!「電動キックボード」の税金登録が1年で2倍に
乗り物にかかる「軽自動車税」のデータからは、最新の交通トレンドが浮き彫りになっています。
近年、街なかで見かけることが増えた特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボードなど)の多摩市内での登録台数の推移を見てみると、面白い変化がありました。
令和6年度:22台
令和7年度:43台(ほぼ2倍)
法改正や新しいシェアリングサービスの普及に伴い、多摩市内でも手軽な移動手段として電動キックボードが増えていることが、税金の登録台数からもはっきりと証明されています。
多摩市民1人あたりの「税収」はいくら?
ちなみに、令和8年度の予算データにおける多摩市の総人口は約14.8万人。 これをもとに算出した「市民1人あたりの市税収入」は、年間で約21万円となっています。

私たちが支払っている税金が多摩市の暮らしを支えていると思うと、少し見え方が変わってきますね。
(※本記事のデータは、多摩市が発行した「市税概要 令和8年度版」に基づいています)







