【多摩市・稲城市】正しい手洗い&咳エチケット?!新型コロナウイルスに関する多摩市・稲城市まとめ
2020年2月3日現在、中国で発生している新型コロナウイルスによる感染症は27か国・地域に拡大し、感染者数は約17300人に達しています。日本国内ではこれまでに20の症例が確認されています。高齢者や基礎疾患のある方は重症化する場合もあると言われ注意を呼びかけています。
多摩市は「過剰に心配することなく、季節性インフルエンザ対策と同様に咳エチケットや手洗いなどの感染症対策に努めるように」とコメントし、そして稲城市・多摩市共に、「正しい手洗いの徹底と咳エチケットの遵守。周囲への感染予防に、サージカルマスクの着用の推奨。不要不急に人が多く集まる場所へ行かないこと」といった内容で呼びかけています。
現在多摩市内など各地でサージカルマスクが売り切れてしまい、手に入らない状況が起きております。まるで昨年の台風19号到来前の品薄状態の店内を思い出す光景のようにも映りますね。
しかしすでにサージカルマスクの増産体制に入っているといった報道もあり、一過性の出来事だとも言えそうです。
多摩市が「過剰に心配することなく」とコメントしたように、今回発生した新型コロナウイルス感染症の現状からは、中国国内ではヒトからヒトへの感染は認められるものの、日本国内において、現在、流行が認められている状況ではなく、まずは私たちが落ち着いて、出来ることから対処する事の方が重要のようです。
感染症対策は風邪や季節性インフルエンザ対策と同様?
一般的な衛生対策として、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に、咳エチケットや手洗い、うがい、アルコール消毒など行うことが肝要です。特に外出した後や咳をした後、口や鼻、目等に触る前には手洗いを徹底しましょう。
咳エチケットについては、厚生労働省が進撃の巨人のポスターでユニークな呼びかけをしていました。実はこれは今回の件で作成されたものではなく、これまでの流行した風邪などを経て培った、私たち日本人の実績そのものと言えるものです。だからこそ、今できることから対策していきましょう。
多摩市・稲城市では、”武漢市から帰国・入国された方、これらの方と接触された方に、咳や発熱等の呼吸器症状がある場合、出勤や通学を控え、サージカルマスクを着用し、事前に医療機関または保健所(多摩市・稲城市は南多摩保健所)に連絡のうえで、速やかに医療機関を受診し、武漢市の滞在歴があるかなどを事前に申し出てくださいと呼びかけています。
(さはこお)