【多摩市】東京2020五輪自転車ロードレース・多摩市内コース11.8kmのハイライトを紹介!
五輪にはチケット不要・観覧無料で楽しめる競技があります!それは2020年7月25日(土)〜2020年7月26日(日) (※2021年7月24日、25日に延期)に開催される【自転車ロードレース】です。
スタートの武蔵野の森公園(府中市・調布市・三鷹市)から富士スピードウェイ(静岡県)まで男子コース約244km女子コース147kmを駆け抜けます。本サイトで取り扱う多摩市と稲城市もコースの中に含まれています!
そこで今回は多摩市内コース11.8kmをピックアップしてコースの見どころをご紹介いたします。(11.8kmという距離はなんと都内最長コースとのこと。たっぷり楽しめますね!)
「若葉台小学校西」を右折して「多摩東公園」に向かう市境から多摩市内コースがスタートします。
1.「多摩東公園」〜「聖ヶ丘四丁目」〜「馬引沢通り」〜「多摩東公園」エリア
このエリアは傾斜地が多く高台から猛スピードで下っていく車体、そして下った場所から元の高台でもある南多摩尾根幹線道路へ戻る天国と地獄のようなコースです。「多摩東公園が」見えてきたら右へ曲がります。
![東京2020五輪多摩市内コース](https://tama-inagi.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/42/2019/06/IMG_0214-1.jpg)
![多摩大学in東京2020五輪多摩市内コース](https://tama-inagi.goguynet.jp/wp-content/uploads/sites/42/2019/06/IMG_9010.jpg)
「多摩大学」が見えてきます。自分の学校の前にオリンピックがやってくる!というのは生徒さんも感慨深いものがあるでしょうね。
その「多摩大学」の突き当たりを左折していきます。
ここからはカーブ坂が非常に多く道幅は狭めのため、ダイナミックな傾きや、スピーディーな自転車の流れが期待されます。
住宅地も駆け抜けていくので、まさに我が家の前がオリンピックの公式コースになるという方も。それゆえ、自転車で走行してみたい方々は、ゆっくりなスピードで、くれぐれも左右前後に気をつけて優しい運転をお願いいたします。
「聖ヶ丘二丁目」の標識付近にこのエリア数少なきスーパーマーケットがあります。当日は混雑が予想されるため、やはり水分補給はご自身で持参いただく方が安心かもしれません。
「聖ヶ丘学園通り」と「ひじり坂」の交差点が見えてきたら左折します。すると「桜ヶ丘公園」が見えてきます。
「桜ヶ丘公園」の美しい丘陵を横目に進んでいきます。
「桜ヶ丘一丁目」交差点を「馬引沢北通り」へ左折します。
「馬引沢北通り」は街路樹も多く日陰が出来やすいので、猛暑日が予想されるコースの中でも比較的涼しく観戦できる場所と言えます。
「馬引沢北通り」の突き当たりを左折して「南多摩尾根幹線道路」に戻るため、「馬引沢通り」の上り坂を駆け上がります。
「多摩東公園」に向かう「馬引沢通り」の道中。長い上り坂が続き選手たちの脚筋をいじめます。しかし観戦する我々にとっては、ここも街路樹が続き日陰で観戦出来るポイントだとも言えます。
「多摩東公園」に戻ってきたら「八洋」の建物の方向へ大きく右折。再度、「南多摩尾根幹線道路」に突入します。
2.「南多摩尾根幹線道路」〜「上之根大通り」〜「豊ヶ丘小入口手前」
ロードの聖地・尾根幹(南多摩尾根幹線道路)を世界の猛者が走りぬく姿を見る又とないチャンスです! 多摩市の中でもとても高い場所にしかれた幹線道路を「南豊ヶ丘フィールド前」まで3.5kmの直線を走り抜きます。
陸橋や高台の公園が一帯に多くあり、眺め見るもの良いかもしれません。
この辺りは条件が良ければ富士山が見える場合もあります。
東京2020五輪開催が決まり、ロードレース開催に向け尾根幹は整備が進んでいます。
尾根幹にかかる橋にオリンピックを盛り上げる横断幕が掲げられていました。ちなみにこれは1本目です。
コースはいくつもの大学を通過していきます。連続で箱根駅伝出場を果たしている体育系競技の名門校・「国士館大学」の選手たちもオリンピックの日ばかりはロードレースを見守るのでしょうか?はたまた五輪に出場している学生もいるかもしれません。
先日の記事で登場した、大河ドラマ「いだてん」で登場したメイポールダンスの披露もされている「恵泉女学園大学前」も通過します。
【多摩市】大河ドラマ「いだてん」で登場したメイポールダンスが観れる!?恵泉スプリングフォーラムが開催されますよ♪
「一本杉公園」の入り口が見えてきたら「南豊ヶ丘フィールド前」の交差点を右折して「上之根大通り」に入っていきます。
「上之根大通り」のスリリングな下り坂。世界最高峰のスピードを目の当たりできるポイントです。そして、こちらも街路樹・日陰の多い観戦しやすいスポットです。この辺りは多摩ニュータウンらしい団地に挟まれており、日本の高度成長期を育んだ住宅が世界に放送されることが筆者も大変感慨深く感じております。
街路樹が豊かな風景、というのも歴史的に園芸好きと言われる東京らしい風景と言えますね。
「豊ヶ丘小入口」手前の橋桁にまたまた東京2020の横断幕(コース内2本目)が見えてきます。そこを越えてすぐの交差点を左折します。
3.「多摩青木葉」〜「多摩中央公園通り」〜「多摩南部地域病院」〜「多摩ニュータウン通り」
「豊ヶ丘小入口」交差点を左折した後、「多摩青木葉通り」を経て「多摩中央公園通り」多摩市のランドマークが集まるビューポイントへ、多摩市クライマックスの松が谷トンネルも注目です。大きな建物はベネッセビル。極楽湯の後手にはサンリオビューロランドもあります。
2020年4月から五輪より一足お先に大規模リニューアル工事開始が決まっている「パルテノン多摩」も横切ります。
現在建設中の「KDDI研修センター予定地」も日々姿を変えています。
そして「多摩南部地域病院」交差点に差し掛かったら右折します。
「島田療育センター入口」を左折して「ニュータウン通り」に突入します。ニュータウン通りを進んでいくと多摩市クライマックスの「松が谷トンネル」に近づいていきます。
この辺りで多摩市の11.8kmに及ぶコースは終了です。
「松が谷トンネル」から八王子市へレースはまだまだ続きます。
全コース244kmを走りぬくのは覚悟がいりますが、多摩市内コース11.8kmであればシティサイクルでも体感できる距離感。是非、本番前に皆様も体感してみてはいかがでしょうか?(ただしオリンピックのコースは住宅地が含まれるので、平時はスピードの出し過ぎにご注意ください。)
そして2019年7月21日(日)には、東京2020オリンピック競技会に先駆けてテストイベント[READY STEADY TOKYO]自転車ロードレースが開催されます。
【多摩市・稲城市】東京2020五輪!多摩市と稲城市に自転車競技ロードレースがやってくる!各市でロードレース初心者もレース本番を100倍楽しめる【予習イベント】が開催されます!
当日は本番さながら、最大24のナショナルチームがスタートの武蔵野の森公園(府中市・調布市・三鷹市)から富士スピードウェイ(静岡県)まで男子コース約244kmを走り抜けます。この前哨戦を観戦して、2020年の本番のビューポイントを見つけておくのも良いかもしれませんね!
(サハコオ)