【多摩市】”わたし”らしい未来に向けての第一歩・多摩市パートナーシップ制度が2月1日よりスタートします

2022年2月1日より多摩市では、「多摩市パートナーシップ制度」がスタートします。

”わたし”らしい未来に向けての第一歩・多摩市パートナーシップ制度が2月1日よりスタートします

※イメージ画像

もくじ

  1. 「多摩市パートナーシップ制度」って何?
  2. 当事者が社会で直面している困難
  3. これからに向けた重大な一歩
  4. 「多摩市パートナーシップ制度」の手続きの流れ
  5. パートナーシップ制度は全国各地で始まっています

「多摩市パートナーシップ制度」って何?

「多摩市パートナーシップ制度」は、戸籍上同性であることを理由に婚姻ができない2人の関係をパートナーとして多摩市が承認し、手続きをした2人に「パートナーシップ宣誓書受領証」と「パートナーシップ宣誓書受領証カード」を交付する制度です。

性的指向・性自認に関する悩みや、課題を抱えている当事者及びその家族等が安定した地域生活を送ることができることを実現するための施策として、期待されています。

”わたし”らしい未来に向けての第一歩・多摩市パートナーシップ制度が2月1日よりスタートします

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当事者が社会で直面している困難

一緒に暮らしていても、パートナーとして認められず、遺産相続や、病院での付き添いなど、日常の様々な場面で困難に直面しています。

これを乗り越えるために、当事者の方々は、相当の時間と労力を要していらっしゃるのだとか。

こうした現状を少しずつでも解決していくため「多摩市パートナーシップ制度」が必要であると、多摩市は考えているそうです。

”わたし”らしい未来に向けての第一歩・多摩市パートナーシップ制度が2月1日よりスタートします

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これからに向けた重大な一歩

「多摩市パートナーシップ制度」は現在のところ法的拘束力はないそうですが、広く制度の趣旨が理解され、多様な性的指向・性自認に対する理解が進むことで、将来的に婚姻と同等のサービスを受けられるようになることを期待してスタートするのだそうです。

「多摩市パートナーシップ制度」は、2014年1月1日、多摩市が施行した「多摩市女と男の平等参画を推進する条例」第3条に定める理念に基づき、多様な性的指向・性自認に対する理解が未だ十分に進んでいない中で、生きづらさを感じているLGBTQ+当事者等への支援として、導入を目指しパブリックコメントを募集するなど、入念に準備されてきました。

多摩市独自のレインボーデザイン

ちなみに、にゃんともTAMA三郎のtweetに添付された画像に、レインボーデザインの背景が使用されていますが、これは多摩市独自の「レインボーデザイン」なのだそうです。

これは人権を守る各種運動のリボンとカラーをモチーフに、LGBTをはじめ多様な性と生への尊厳を表しているのだとか。

これから、多摩市内でこのデザインを見つけた際は、ぜひご注目ください!

→こちらから多摩市HPで公開されている「レインボーデザイン」が見ることができます

「多摩市パートナーシップ制度」の手続きの流れ

手続きはTAMA女性センターで行われるとのことで、以下のような手順が行われることが多摩市より案内されています。(ただし、条件により手続きが一部異なる場合もあるそうです)

①準備
宣誓の要件を確認し、必要書類を用意
TAMA女性センターへ連絡し、宣誓日を決定。
(電話から1~2週間後目安とのこと)

②宣誓日当日
・2人でTAMA女性センター(聖蹟桜ケ丘オーパ7階・ヴィータ・コミューネ内)へ出向きます
・個室で多摩市職員が必要書類を確認後、宣誓。

③受領証などの受け取りは宣誓日から1~2週間後
・TAMA女性センターで受け取り

詳しくは多摩市ホームページをご覧ください。

なお、手続きは無料とのことです。

聖蹟桜ケ丘OPA

TAMA女性センターはこちら↓

パートナーシップ制度は全国各地で始まっています

2015年11月5日に東京都・渋谷区が全国に先駆けて「パートナーシップ制度」を開始したことが大変話題になりました。

あれから6年が経過し、現在は「パートナーシップ制度」が認められている自治体が全国で増加傾向にあります。

その中で、多摩市でも2022年2月1日より新たな局面を迎えます。

この制度が、誰にとっても生きやすい社会への架け橋になることを願っております!

さはこお

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