【多摩市・稲城市】再び緊急事態宣言・東京都が緊急事態措置を決定する中、多摩市・稲城市はどうなる?
政府が2021年1月7日夕方に発表した、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県を対象に新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を受けて、東京都は「緊急事態措置」を決定しました。期間は本日2021年1月8日から2021年2月7日の1ヶ月間です。
都民に向け不要不急の外出の自粛要請
緊急事態措置の内容は? | |
---|---|
外出の自粛要請はあるの? | ・通院や買出し、健康維持の運動などを除く不要不急の外出・移動自粛を要請 |
・特に20:00以降の外出自粛要請を徹底 | |
通勤に関しては? | ・テレワークを推進し、職場での出勤者の7割削減を目指す |
・必要な場合を除き20:00以降の勤務を抑制 | |
学校は | ・一斉休校は求めず、大学入学共通テストなどは予定通り実施 |
・感染リスクの高い部活動の制限 |
東京都によると、都民に向けて、不要不急の外出の自粛、特に午後8時以降の徹底した自粛の要請を求めるとのことです。ただし通院や、医療品・生活必需品・食料等の買い出し、そして生活や健康の維持のため必要な屋外での運動、散歩そして、必要な職場への出勤を除くとしています。
(詳しくは東京都HP)
前回の緊急事態宣言時に全校一斉休校を行った学校ですが、一斉休校は求めず、大学入学共通テストなどは予定通り実施する見通しです。
都立の高校について東京都教育委員会は、生徒の通学範囲が広いとして、時差通学を徹底するとともに、対面での指導と家庭でのオンライン学習を組み合わせた分散登校を実施すると説明しております。
(詳しくは東京都教育委員会HP)
終電前倒しか?
緊急事態宣言を受け、国土交通相は1都3県の鉄道事業者に対し、3月に予定していた終電時刻繰り上げの前倒しを検討するよう要請したことを明らかにしていましたが、同日、1都3県の知事が、鉄道各社に正式要請をして、JR東日本が今年3月のダイヤ改正に合わせて予定していた終電の繰り上げを前倒しする方針を固め、調整に入ったと1月7日に各社で報道がありました。
今後、多摩市・稲城市内を往来する交通機関でも影響があるとみられ、今後の経過に注目が集まります。
事業者に向けて営業時間の短縮・イベントの開催制限
緊急事態措置の内容は? | |
---|---|
飲食店の営業時間は? | ・5:00から20:00までの営業時間短縮を要請 |
・酒類の提供は11:00から19:00に制限 | |
・ただし宅配やテイクアウトは対象外 | |
飲食を伴う遊興施設の営業時間は? | ・5:00から20:00までの営業時間短縮を要請 |
・酒類の提供は11:00から19:00に制限 | |
イベントなどの制限は? | ・イベントは「最大5000人かつ収容率50%以下」に制限 |
・20:00までの営業時間短縮 |
一方で、東京都は、法律に基づかない呼びかけとして、百貨店、映画館、飲食を伴わない遊技場などに対して、営業時間を20:00までとするよう働きかけます。
今後、多摩市内、稲城市内の該当店舗で営業時間の変更も予想されるので、お出かけの際は店舗ホームページ・SNSの確認が必要になってきそうですね。
また、成人式はオンラインで開催するか延期するよう協力を依頼しましたが、これを受けて多摩市では令和3年多摩市成人式を中止することを多摩市ホームページで発表しています。(稲城市は開催見込み・2021年1月7日時点)