【多摩市】ウクライナのひまわり畑がデジタル技術で50年ぶりに蘇る!『ひまわり 50周年HDレストア版』がベルブホールで上映されます
1970年製作のイタリア映画の傑作『ひまわり 50周年HDレストア版』が、ベルブ永山5階多摩市立永山公民館ベルブホールにて上映されます。
TAMA 映画フォーラム実行委員会が6月に上映するのは、イタリアを代表する名匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督(『自転車泥棒』『ふたりの女』等)が、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニの名コンビを主演に迎え描いた、恋愛映画の金字塔『ひまわり』です。
今回は、製作50周年を記念して最新のデジタル技術で鮮やかに蘇った『50周年HDレストア版』が上映されるとのこと。
→こちらから予告編でデジタルマスタリングの比較映像を見ることができます
『ひまわり』のあらすじ
アントニオ(マストロヤンニ)とジョバンナ(ローレン)の出会いと結婚に始まる物語の舞台は第二次世界大戦下。
程なくアントニオはソ連戦線に出征したまま終戦後も生死不明となり、ジョバンナは単身ソ連まで夫を探しに行きます。
しかし、ようやく探し当てた夫は、若く美しいロシア人の妻と結婚し、愛らしい女の子にも恵まれていた…。
ハイライトシーンはウクライナで撮影
美しく広大なひまわり畑の映像を思い起こす映画『ひまわり』のハイライトシーンはウクライナのへルソン州で撮影されたものなのだそうで、第二次世界大戦では激戦地となった場所でもあります。
ロシア・ウクライナ情勢について専門家が語るゲストトーク
こうした映画の内容は、昨今の世界情勢と通じた点もあり、今回は2回目の上映後に、難民を助ける会の会長・長 有紀枝(おさ ゆきえ)氏を迎えて、ゲストトークが行われます。
#ウクライナ 支援とともに、被災地支援、難民支援を行っている #難民を助ける会(AAR)会長の長 有紀枝です。先日のブログの続編「ウクライナ危機下で迎える3月11日(2)- 逃げられない人に思いを馳せて」を公開しました。https://t.co/beK42Rm6vA
— 長有紀枝(Yukie OSA) (@yukieosa) March 14, 2022
昨今のロシアによるウクライナ侵攻によって短期間に大量の難民が発生したウクライナの状況などを踏まえ、ウクライナからの避難民受け入れの日本の難民政策の課題や、世界はロシアの戦争犯罪をジェノサイドとして裁くことができるのか、などの解説とともに、日本国民として今できる人道支援について紹介するといった内容を予定しているそうです。
上映収益は国連UNHCR協会と日本赤十字に寄付
なお『ひまわり 50周年HDレストア版』の配給会社アンプラグドでは、上映収益の一部を国連UNHCR協会と日本赤十字に寄付するとのことです。
まとめ
『ひまわり 50周年HDレストア版』
【日程】2022年6月18日(土)
①10:30-12:17
②12:50-14:37
ゲストトーク14:40-15:20
③15:50-17:37
④18:00-19:47
→チケットや、上映会の詳細については上映会公式サイトをご覧ください。
【会場】 ベルブホール(多摩市立永山公民館/ベルブ永山 5階)