【多摩市】聖蹟桜ヶ丘で営業を再開した「ケトルドラム」を訪ねてきました♪
昨年(2020年)秋に、惜しまれながら閉店をした聖蹟桜ヶ丘の名喫茶「コーヒーハウス ケトルドラム」が、先月末の2021年4月30日に後任者にバトンタッチをされ、営業を再開したことは号外NETでもお伝えしておりました。
そこで、再オープン後のケトルドラムを訪ねてみました♪今回、先代店主の親戚にあたる棚沢夫妻が、引き継ぐことを決意され「先代店主から受け継いだメニューを守りたい」という思いで再オープンのその日まで準備をされていたそうです。ドリップコーヒーの淹れ方だけでなく、おかかピラフや、ベーコンエッグサンド(以前はベーコンエッグサンドからいつの間にかケトルドラムサンドと呼ばれたものと同じとのこと)などの名物料理まで、先代の春子さんから「付きっ切りで厳しく伝授されました」と、奥様から笑ってお話をお聞かせいただきました。そんなエピソードを伺いながら話題に上がったピラフ(おかか)¥650を注文しました。
先代曰く「フライパンの振りが肝要」という、おかかピラフはふわふわと踊る”おかか”と、醤油が香る味わい。
注文してからトントントンと玉ねぎやピーマンなどの具材を切る音が聞こえ出すあたりも当時のままでした♪
和の食材と喫茶店の雰囲気が一緒になった、ケトルドラムならではの味わいを楽しめます。 コーヒーも、キャラバンコーヒーを引き継がれています。テイストは、よりコクのある中深のテイストの豆を選ばれたとのこと。この辺りから、これからのケトルドラムを感じることができます。 今回、引き継がれた棚沢夫妻の奥様は「東京の森のカフェ」を執筆されるなどのライターとしても活動をされており、出版の縁で繋がった福岡県の出版社「書肆侃侃房」の蔵書が店内で読むことができるそうです。そして、店内に4本のギターと電子ピアノが新しく配置されました。ご主人に伺うと「駅のピアノのような感じで気軽に楽器に触れていただければ」と話されておりました。
時勢もありボーカルは出来ないとのことですが、ご飲食の方は楽器を演奏することができるそうです(インスト限定)。筆者が訪ねた日も、クラシックギターでYesterdayを奏でておられる方がおられました♪
ちなみにご主人自身もクラシックギターに親しまれているとのことです。音楽がお好き方は是非尋ねてみられてはいかがでしょうか。
新しくケトルドラムのホームページもオープンしていました。そちらもぜひご覧ください。
コーヒーハウス ケトルドラムはこちらです↓