【多摩市】全国の銘酒だけじゃない?ナンバープレートまでが集まるお店「地酒の小山商店」ってどんなところ?
「多摩市にスゴイお酒屋さんがあるよ!」という口コミを多摩市内だけでなく、市外からも聞かされていた全国の銘酒・地酒が集まるお店「地酒の小山商店」を満を持してレポートします!
全国津々浦々、数え切れないほどの銘酒・地酒の中から選りすぐり、中には本来なら現地に行かなくては手に入らないほどの珍しい地酒までも揃えており、店内はお酒の博物館さながらです。
それゆえお店の駐車場には、県外ナンバープレートがたくさん見受けられ、とっておきの一本を求めて全国から一目置かれる存在だそうです。会計場の近くに1台の机が置かれており、そこにはたくさんの予約表がありました。
皆さん一心不乱に記入されています。どんな予約票かと拝見すると、達筆の酒の名前とレビューがぎっしり書かれていました!味のある筆で書かれた予約票だけでもコレクションしたくなる気も致しますが、各酒の特徴を言葉で分かりやすく伝えており、これから地酒を色々試したい方も「この1本から始めようかな?」という気持ちにさせてくれますね。店内には多摩市の銘酒「原峰のいずみ」もありました!
ちなみに、この「原峰のいずみ」は、多摩川に近い一ノ宮と和田地区地区で収穫された掛け米(水稲うるち米)、麹は「あいがも農法」によって収穫された麹米(酒造好適米)、そして水は小山商店もある関戸地区の湧き水で仕込まれているそうで、この関戸、かつては原峰の里と呼ばれていたことから、酒の名前がついたそうです。多摩市内の恵みを集めてこんなに素敵な地酒が作れるのですね!(醸造は福生の石川酒造さんが担っていらっしゃいます)購入する際、小山商店の方から「生酒なので、冷やして呑むのがオススメです。あ!少しだけ温めて飲むのもオツですよ」と話しかけていただけました。
初めてのお店に少し戸惑っていた筆者も、お店の方の気遣いに心がほぐれる思いで、今度からはもっと色々なお酒の相談をしてみよう!と思いました。ちなみに「原峰のいずみ」に関するレビューでワインのように飲める口当たり!とよく目にしていたのですが、京都の伏見育ちで甘い酒に馴染みのある筆者にとっては思いの他キレを感じ、脂ののった料理と合わせやすい味わいにも感じました。日々、新物のサンマの肝と一緒にチビチビ楽しませていただいてます。そんな小山商店さんですが、現在、聖蹟桜ヶ丘周辺で開催されている「2019まち歩き」にも参加されており、ここでしかゲットできない「2019まち歩き」特製・小山商店のラスカルカードを先着700名まで貰うことができます。
近くには熊野神社の境内や、関戸古戦場跡など”2019まち歩き”の見所もたくさん。散歩がてら、小山商店へお酒の博物館へ行く気分で寄ってみては如何でしょうか?
(さはこお)