【多摩市】月島雫が地球屋で食べた味わいを再現!多摩市 桜ケ丘のdining和桜で「耳すま鍋焼きうどん」をいただきました!
スタジオジブリが制作し、1995年に公開した「耳をすませば」では、背景美術に東京都の多摩市 聖蹟桜ヶ丘をモデルにしたとされる風景がふんだんに登場します。
物語で、ヒロイン月島雫が不思議な猫に誘われてたどり着く地球屋の背景に登場するのが多摩市の「桜ヶ丘ロータリー」だと言われています。
「桜ヶ丘ロータリー」の風景を眺めることができる、「桜ヶ丘ロータリー商店街」の一角に美味しいお酒と、創作和食が楽しめるお店「dining和桜」があります。
ジブリ映画の大ファンでいらっしゃる店主の奥様が運命的に出会い、この地でのオープンを決めたという「dining和桜」では、「耳をすませば」にちなんだメニューがあるそうです。
3日前までに予約が必要な特別メニュー「耳すま鍋焼きうどん」(1,000円・税込)は、ジブリ版「耳をすませば」で物語後半の重要シーンに登場するあの味わいを再現しているそうです。
飾り切りされた人参と大根や、豚肉、おあげ、青菜(今回は夏季のためほうれん草を使用)と、中央に落とされた玉子。
土鍋のふたを開けると、ぐつぐつと沸騰した鍋焼きうどんが出てきました。
一緒に書籍を見せてくださりながら、「映像を何度も止めて確認したり、書籍などと比較しながら、可能な限り再現しました」と、メニュー開発当時の様子を笑顔でお話ししてくださいました。
受験を控える中、目標を見つけ小説を書き上げた少女をいたわる、とても優しい味の「耳すま鍋焼きうどん」は、出汁が染みた「おあげ」の味わいが心に染みる様でした。
さて、予約が必要な「耳すま鍋焼きうどん」の他に、レギュラーメニューとして「ロータリードーナッツ」(300円・税込)も提供されています。
その名の通り、桜ヶ丘ロータリーの様子を模した「ロータリードーナッツ」は、抹茶味が夏の様子を、紅茶味が秋になり紅葉したロータリーをイメージしているのだそうです。
「dining和桜」では、国内外から訪れたジブリ映画「耳をすませば」のファンをつなぐ「耳すまノート」を置いていらっしゃり、その冊数も増えていっているのだとか。
お店に通う地元の方、そして映画ファンの方が心を通わす「dining和桜」にぜひお立ち寄りください。
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