【多摩市】ジブリ映画「耳をすませば」のモデル地と言われる聖蹟桜ヶ丘などをめぐってきました!

毎週金曜午後9時に放送中の日本テレビ系「金曜ロードショー」では、「3週連続スタジオジブリ」と題して、2022年8月12日に「天空の城ラピュタ」、本日8月19日は「となりのトトロ」、そして来週8月26日に「耳をすませば」が放送されます。

多摩市 聖蹟桜ヶ丘は、スタジオジブリが製作したアニメ映画「耳をすませば」のモデル地と言われております。

「地球屋」を思わせるモニュメント「青春のポスト」は聖蹟桜ヶ丘駅西口にあります

今回は、スタジオ ジブリ版「耳をすませば」の聖地巡りをしてきましたので、ぜひごらんください!

目次

  1. 冒頭シーンはオリビア・ニュートン・ジョンの歌声に乗せて
  2. 雫のお父さんが勤めている図書館への道
  3. 地球屋があるとされる桜ヶ丘ロータリー
  4. 同級生の杉村が雫に告白した神社
  5. 多摩ニュータウンらしい団地ライフを送る月島家
  6. まとめ

冒頭シーンはオリビア・ニュートン・ジョンの歌声に乗せて

映画の冒頭で「Take Me Home, Country Roads」の歌に乗せて、聖蹟桜ヶ丘の夜景が映し出されます。(ここでは昼間に撮影した風景を掲載します。)

高台からの風景は、いろは坂で見ることができます。

ジブリ映画「耳をすませば」のモデル地と言われる聖蹟桜ヶ丘をめぐってきました!

いろは坂桜公園からの眺め

そして急カーブの風景も映し出されていました。

スタジオ ジブリ版 の映画で使用されたのはオリビア・ニュートン・ジョンさんの1974年のアルバム『レット・ミー・ビー・ゼア』に収録されたカバー・バージョンでした。

そのオリビア・ニュートン・ジョンさんが先日2022年8月8日に、73歳で亡くなったことは記憶に新しいところです。

いろは坂桜公園はこちら↓

雫のお父さんが勤めている図書館への道

主人公・月島雫がお父さんの勤める図書館へ出かけるシーンで、聖蹟桜ヶ丘ゆかりの地がたくさん登場します。

「京玉線 杉の宮駅」として登場するシーンは、京王線 聖蹟桜ヶ丘駅がモデルと言われています。

ジブリ映画「耳をすませば」のモデル地と言われる聖蹟桜ヶ丘をめぐってきました!

その聖蹟桜ヶ丘駅西口付近に「聖蹟桜ヶ丘散策マップ」を見ることができます。

そして聖蹟桜ヶ丘散策マップは、多摩市ホームページにてPDF版でも掲載されているそうです。

ぜひ散策の際にご参考になさってください。

「聖蹟桜ヶ丘散策マップ」がある聖蹟桜ヶ丘駅西口付近では、作中に登場する「地球屋」を思わせるモニュメント「青春のポスト」があります。

「地球屋」を思わせるモニュメント「青春のポスト」は聖蹟桜ヶ丘駅西口にあります

「耳をすませば」に出てくる「地球屋」を思わせるモニュメント「青春のポスト」/スタジオジブリより

これは作品のファンの方々と地元の有志の方が「耳をすませば」にオマージュを捧げる形で2012年に設置されたものです。

この「青春のポスト」は郵便ポストではなく、「青春を見守るポスト」なのだそうです。

ポストの投函口に、夢や目標を書きつづったものを投函して、その夢を叶えたらその報告を綴ってまた投函するのだそうです。

みなさんも、お近くに立ち寄りの際に、ぜひ投函してみてはいかがでしょうか。

聖蹟桜ヶ丘駅はこちら↓

聖蹟桜ヶ丘駅の駅前から、さくら通りを経由して、「桜ヶ丘いろは坂」に向かう途中「耳すまカーブ」と呼ばれる坂の入口が見えます。

耳すまカーブ

霞ヶ関橋を経て、桜ヶ丘いろは坂の入口へ

霞ヶ関橋はこちら↓

いろは坂の風景

桜ヶ丘いろは坂の急カーブ

図書館への道では、「桜ヶ丘いろは坂」からの高台の風景が楽しめます。

坂の道中に、雫が階段を駆け下りるシーンで登場する階段もありました。

ジブリ映画「耳をすませば」のモデル地と言われる聖蹟桜ヶ丘をめぐってきました!

スタジオジブリより

そして付近に天守台と呼ばれる場所がありますが、圧巻の町並み風景を高台からのぞくことができます。

この天守台付近の階段も階段シーンのモチーフになっていると考えられているそうです。

ジブリ映画「耳をすませば」のモデル地と言われる聖蹟桜ヶ丘をめぐってきました!

さて目的地である図書館ですが、残念ながらこちらは多摩市内がモデル地ではない模様です。

桜ヶ丘いろは坂はこのあたり↓

地球屋があるとされる桜ヶ丘ロータリー

さて、図書館へ向かう途中に月島雫が訪れた骨董品「地球屋」が登場します。

ジブリ映画「耳をすませば」のモデル地と言われる聖蹟桜ヶ丘をめぐってきました!

その「地球屋」がある場所とされるモデル地が、桜ヶ丘ロータリー付近と言われています。

桜ヶ丘ロータリー商店街はこちら↓

桜ヶ丘ロータリー商店街では、「耳をすませば」を愛してこの地に移住したという和食のお店がありました。

桜ヶ丘ロータリー付近の商店街で営業するお店「dining和桜」では、物語の後半に登場する月島雫が地球屋で食べた鍋焼きうどんを再現した「耳すま鍋焼きうどん」(1,000円・税込)が予約限定の特別メニューとして提供されています。

ジブリ映画「耳をすませば」のモデル地と言われる聖蹟桜ヶ丘をめぐってきました!

dining和桜の「耳すま鍋焼きうどん」(1,000円・税込)/スタジオジブリより

dining和桜はこちら↓

ケーキや菓子パン、焼き菓子等を扱う懐かしい雰囲気の洋菓子店である「ノア洋菓子店」も耳すまファンがよく立ち寄る場所なのだそうです。

ジブリ映画「耳をすませば」のモデル地と言われる聖蹟桜ヶ丘をめぐってきました!

どこか懐かしい味わいのノア洋菓子店の<「ショートケーキ」(475円・税込)

「耳をすませば」でおなじみの人形が飾り付けられた「ノア洋菓子店」や、先ほど登場した「dining和桜」では、国内外から訪れたジブリ映画「耳をすませば」ファンをつなぐ「耳すまノート」を置いていらっしゃり、思いのたけをノートに書き綴って帰られるそうです。

ノア洋菓子店はこちら↓

ノア洋菓子店

ちなみに、「地球屋」のモデルになったと言われるお店も、かつて多摩市 東寺方にあったそうです。

「桜ヶ丘 邪宗門」という喫茶店がモデルになっていると言われていますが、このお店は2012年に閉店しています。

ちなみに「桜ヶ丘 邪宗門」は、日本アニメーションの社屋から徒歩3分ほどの場所で営業をしていたそうです。

日本アニメーションといえば、「耳をすませば」でメガホンを取った近藤喜文監督がかつて所属した製作会社であり、同作で、脚本・絵コンテ・製作プロデューサーを務めた宮崎駿さんも「アルプスの少女ハイジ」(1974)、「未来少年コナン」(1978)などの日本アニメーション製作のTVアニメに携わっていることから、もしかしたら「桜ヶ丘 邪宗門 」へ通っておられたのかな?と想像してしまいます。

同級生の杉村が雫に告白した神社

さて、いろは坂の道中にもう一つ有名なスポットがありました!

物語の中で雫の同級生・杉村が告白するシーンで登場した神社です。

ジブリ映画「耳をすませば」のモデル地と言われる聖蹟桜ヶ丘をめぐってきました!

この場所は「金比羅宮」という神社です。

「金比羅宮」は、関戸 熊野神社の所管社であり、9月に行われる例大祭では、同じく所管社である九頭龍神社を含めた3社を、神輿が巡り賑やかな雰囲気に包まれます。

金比羅宮はこちら↓

多摩ニュータウンらしい団地ライフを送る月島家

さて、雫が家族と住まう家も、実に多摩ニュータウンらしい風景でした。

多摩市 愛宕に、作中で登場する給水塔と、似た位置に配置された団地がありました。

スタジオジブリより

この緑と白色の給水塔は鎌倉街道の東寺方あたりからも見ることができます!

ジブリ版「耳をすませば」公開当時、月島雫と同世代であった筆者は同じく団地で暮らしており、作中の部屋の間取りや家具、そして日々の中でどんどん積み上げられていく本や荷物など、家族4人が暮らす等身大の描かれ方に大変共感したことを覚えています。

スタジオジブリが描いた緻密な世界観にもご注目ください。

(住所等は割愛)

まとめ

2022年10月からは、清野菜名さんと、松坂桃李さんが主演を務める、実写版の映画「耳をすませば」の上映を控えております。

その上、2022年9月17日(土)にジブリ版「耳をすませば」の月島雫の声優を務め、エンディングで主題歌「カントリー・ロード」を歌った、本名陽子さんを多摩市立関戸公民館「ヴィータホール」に迎えて「第18回せいせきハートフルコンサート」が開催されます。

(入場は申込制で現在受付終了)

そのようなことから、スタジオ ジブリ版の地上波放送を前に各所で「耳をすませば」に注目が集まっています。

この機会に、聖蹟桜ヶ丘を街歩きしてみてはいかがでしょうか?

© 1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH

さはこお

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