【多摩市】多摩市民しか分からない細かすぎる舞台設定!多摩市が舞台の小説『ひび割れから漏れる』を読んでみました♪
昨年(2021年)12月に、「多摩市が舞台の小説が発売されましたよ!」と伺い、小説『ひび割れから漏れる』を読んでみました。
小説『ひび割れから漏れる』は、ライトノベル作家・道具 小路(どうぐ こうじ)氏が書き下ろした作品で、2021年に同作で第三回トゥーファイブクリエイターアワード小説部門賞を受賞し、2021年12月24日に単行本が発売されたばかりとのことです。
新刊「ひび割れから漏れる」、12月24日発売です!⚡⚡⚡
— 道具 小路 (@dougu_kouji) December 23, 2021
しびれる表紙はげみ先生(@gemi333)です! なんて素敵なのでしょう?⚡⚡⚡
甘酸っぺえのはいいんだよ、とにかくおれぁシビれてえんだという感電青春小説を求めし者はあつまれー!⚡⚡⚡⚡ pic.twitter.com/vsZgp3gXrW
もくじ
小説に登場する多摩市内スポット
この作品の主人公たちが行動する場所は、ある程度忠実な多摩市そのものの街に、少しのフィクションが混ざった世界です。
そのため、読み進めていくと、まるで自分も小説の中にいる様な、不思議な感覚におちいる世界観なのです。
では、小説『ひび割れから漏れる』に登場する多摩市内の地名・スポット・キーワードを、ご紹介します。
・馬引沢
・桜ヶ丘公園
・ゆうひの丘
・多摩カントリー
・蓮光寺六丁目
・記念館通り
・多摩大学バス停 ・永山駅
・西友(西友永山店と思われる)
・ベルブ永山
・永山図書館
・喫茶れすと
・永山団地
・多摩センター
・ココリア多摩センター
・イトーヨーカドー1階のグリーンズコート(イトーヨーカドー多摩センター店と思われる。施設内にあったグリーンズコートは2021年5月に閉店)
・四階にあるロイホ(ロイヤルホスト多摩センター店の事と思われる)
・サンリオピューロランド
・乞田川
・新大橋
・落合一丁目
・多摩中央公園
・白山神社前のバス停
キーワード
・ヤギレンジャー
・多摩センターのお祭り
・小田急線
・京王線
・多摩川
これらのキーワードや地名を聞いて、心に引っかかった方は、ぜひ心の中で挙手ください♪
小説『ひび割れから漏れる』はどんな話?
多感な時期を生きる少女と少年の青春譚
さて、気になる『ひび割れから漏れる』あらすじです。
“雷に打たれたい”と願う変わり者の女子高生・千歳が、避雷針(導雷針)を作る計画に、クラスの男子同級生・佐々木を半ば強引に巻き込みます。
こうして夏休みの間、避雷針作りを通して、二人は距離を近づけていきます。
一方で、千歳も佐々木も各々、家族との関係や、環境からの理不尽に苦しみを抱いています。
避雷針作りという目標に向かう中、お互いに未成熟な千歳と佐々木は、微妙なスレ違いを起こしつつ過ぎてゆく、ちょっぴり切ない”少しいびつで特別な夏の日”の物語です。
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— IIV(トゥーファイブ) (@IIV_twofive) January 5, 2022
この痛みは
誰にも言えないはずだった。
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『ひび割れから漏れる』
著者:道具小路(@dougu_kouji)
装画:げみ(@gemi333)
青春を経験した方
これから青春を過ごす方にも
ぜひ読んでいただきたいです!
▼第一章無料公開中https://t.co/EERPv8k1lm pic.twitter.com/JR2HF6pEfo
『ひび割れから漏れる』と多摩市
作者である道具 小路氏は、多摩市に大変思い入れを持っているそうです。そのため、ごく最近の多摩市内の様子を大変よく取材されています。
そのため小説を読み進めながら、「多摩市のあの場所で、こんなことを言っているのか!」と、めくるめく場面がリアルに思い浮かび、何度もニヤリとしてしまいました。
作中の青春真っ盛りの少年と少女の心の動きを、多摩市内のどこかから覗くような気持ちで読むことのできる、小説『ひび割れから漏れる』をこの機会に、手に取ってみてはいかがでしょうか?
※情報のご提供ありがとうございました!