【多摩市】台風19号の日本列島直撃から一夜が明けた多摩川河川敷の様子をレポート
台風19号の日本列島直撃から一夜が明け甚大な被害が全国で起きています。
多摩市・稲城市では多摩川・三沢川・浅川の氾濫が起こり、避難指示も発令され、昨夜12日は避難所で過ごした方々もたくさんいらっしゃいました。
【多摩市】警戒レベル4相当の河川洪水警報!避難準備発令されています!多摩川と浅川が氾濫危険水位に達する、命を守る行動を!
そんな中一夜明け、今朝は台風通過後らしい澄み切った青空。しかし多摩川の堤防が近づくとそれに似つかわしい「ゴォォォォ」という轟音が聞こえてきました。一ノ宮公園付近の多摩川の様子です。河岸ギリギリで流れる濁流を目の前に足がすくむ思いです。京王線高架下まで歩みを進め、川の流れを撮影しました。
2019年10月13日9:35の多摩川・京王線高架下、台風の影響 pic.twitter.com/RJGrml6Xzv
— さはこお (@uYO8VYEfE6c8XVI) October 13, 2019
避難指示が出ていた一ノ宮1丁目〜4丁目がこの近くなのですが、昨日の様子がこのような状況でしたので、本当にギリギリのところで踏みとどまってくれたという印象です。
出典:国土交通省ホームページ (http://www.ktr.mlit.go.jp/keihin/keihin00787.html)
昨日の写真の中には濁流にのまれている木々が見えますが、これこそが一ノ宮公園の様子でした。濁流にのまれていた一ノ宮公園の大きな木は立っていました。ブランコも流草木に絡まれているものの、形をとどめていました。憩いの場のベンチも流れてきた草で絡んでます。花壇も濁流にのまれたようですが、傷つきながらも一生懸命咲き続ける花が印象的です。濁流が通った後の波紋の入った土が妙に生々しいです。公園内に強風に煽られ波打つ湖のようなものが出現していました。この長方形の湖、実は河川敷のテニスコートです。この非日常的な光景を目の当たりにしながら、一ノ宮公園を歩く近くの住民の方は「本当にギリギリだったんだなぁ。よくぞ堤防よ、持ってくれた。」と仰っていました。住民の方々が仰るように、堤防への階段へ目をやると、堤防のてっぺんから後2m弱まで水が上がっていた痕跡が見受けられます。この階段を上った先には住宅街が広がります。
多摩川付近の住宅街にはこのようなポールが立てられています。しかし今回は幸い、住宅街への浸水はなかったようで、それこそが堤防が聖蹟桜ヶ丘の街を守った証と言えますね。このような恐ろしい光景は二度と体験したくありませんが、そうもいかないのが天災。私たちも今回のことを教訓にして備えを万全にしていきたいものです。
多摩川河川敷・一ノ宮公園はこちら↓
(さはこお)
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