【多摩市】きっかけはモンキレンチ?!永山変電所火事(2019年7月19日発生)の原因が判明!京王電鉄から発表がありました!
先月本サイトでもお伝えした永山変電所火事(2019年7月19日未明・発生)からひと段落した2019年7月31日に京王電鉄から新たに発表がありました。
火事の発生原因はモンキレンチ?!
京王永山変電所内の電気設備に取り残されていた点検用工具が地絡(ショート)していたことが確認されたそうです。その点検用工具とは「モンキレンチ」だったとのこと!我々も出先で置き忘れなんてことは日常茶飯事ですが、小さな一本がこれだけの出来事につながるのですから、何が起こるかわからないものですね。
現在はどうなっている?
現在は永山変電所の復旧を目指しつつ、他のすべての変電所について点検し、異常がないことを確認した上で平常通りの運行を行っているそうです。今後は地絡後の出火・延焼の経過等を第三者機関による意見を聴きながら、引き続きメーカーと原因究明に向けた調査・検証を進めていくそうです。
火災が起こった日、朝の通勤・通学ラッシュを直撃
火災が起こった日は京王相模原線・小田急多摩線が始発から同時に運転見合わせとなり、足止めに遭った人とが駅やバス・タクシーロータリーに集まり大混乱が起きていました。最大11時間運転再開ができない区間もあり、約18万人の足に影響したかつてない火災事故となりました。
これまで多摩市内主要2社電鉄が軒並みストップするという事案はあまりなかった事もあり(片方が振替輸送できる強みがありました)一本の「モンキレンチ」が引き起こした事故とはいえ、我々にとっても大きな教訓となったのではないでしょうか?有事・災害時の対応などを家族や職場の方と話し合う機会に繋げていきたいものですね。
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(サハコオ)