【多摩市】女の子一人で「麺でる」のラーメンが食べきれるの？女子目線で検証してみた！

家系、二郎系なるラーメン店が台頭する中「いっぱい食べたい男子」には嬉しいけど、「食べれる量はそこそこ」な女子を始めとする人たちは入れる雰囲気の店なのか？今度、一緒に行こうと家族や友人に言われたら、どんな風に選べばいいのか？と初めての人にはちょっと不安も起きますよね。今回は多摩市内の人気ラーメン店【麺でる】にお邪魔して、女子一人で麺でるのラーメン、どれを選べば食べきれるのか女の子目線で検証してみます。麺でるは元祖二郎系インスパイアと呼ばれる店舗で、多摩センター店は2012年にオープンしたそうです。近隣には南大沢店、そして今年７月に川崎店もオープンしたばかりとのこと。
午後７時、店内は券売機で券を購入した方々で座席後部がいっぱいでした。やはりとても人気のあるラーメン屋のようです。多摩センターは小田急・京王・モノレールが乗り入れている地域なので、沿線や近隣の大学生と見られる屈強な男の子たちが店内をひしめいていました。女性率は私が入るまで0%、その後もう一人カップルが入ってきたのでプラス１人、一安心しました。二郎系のお店には掟と呼ばれる注文に関するルールが存在するそうで、麺でるは如何かと身構えておりましたが、とてもわかりやすく注文の仕方を３箇所貼り付けてありましたので、フライングでコールをすることなく初心者の私も無事注文することができました。
ラーメンのサイズは小・大だけど注文の際は注意が必要
ラーメンのサイズは小ラーメン（￥７５０〜）・大ラーメン（￥８５０〜）とありますが、「小ラーメン」のサイズは標準的ラーメン１玉の1.5倍に相当する２５０g、大ラーメンは６〜7倍に相当する５００gも入るそうです。
知らずに注文しようとしていたもう一人の女性客の方に、店員さんが「小ラーメン、麺が2.5倍の量なんですが、減らしておきましょうか？」と優しく助言されてました。この気配りとても良いですね。
例に漏れず私も小ラーメン麺少なめを注文しました。さて気になるトッピングですが、今回は女子目線での検証ですので、決して無理をしないオーダーをします。インスタなどで気持ち良くてんこ盛りのトッピングもいいのですが、最後はお腹に収めるものなので、食べきれる量をイメージして伝える必要があります。マシマシのラーメンの写真が店舗に飾ってありました。しかし今回はヤサイマシ、魚粉、辛あげ（辛い天かす）、玉ねぎ（刻み玉ねぎ）をオーダーしました。このように書くと「ニンニクは？味は辛くしないの？こってり脂は入れないの？」とフリークの方々から声がかかりそうですが、ここは「女子目線、無理をせず、明日胃もたれしない」目線を重視します。いよいよ完成した麺でる・小ラーメン（ヤサイマシ・魚粉・辛あげ・玉ねぎ）です。小でも迫力がありますね。富士山のごとく茹でもやしが積まれています。驚いたのは２枚合わせて厚さ４cmになろうかというチャーシューというより豚の塊です。箸で摘んでみましたがホロっと崩れるほど柔らか！レンゲでスープをかけながら、肉・野菜・肉・野菜の順で食べて行きました。トッピングに辛あげ・玉ねぎを足しておいたのは実に大正解で、味わいに飽きそうになった時、とても良い薬味として玉ねぎの食感が生かされます。
辛あげは彩りを添えて食を促すだけでなく、しっかりと辛いアクセントのある味が時折お口の中でクシュッとなるのが絶妙の食感です。ヤサイマシにしておいたので、バランスよく豚チャーシューを楽しめました。スープは二郎に比べるとあっさりとよく言われているそうですが、乳化少なめの醤油ベースのまあまあ濃い味わいでした。先に書いた通り今回は「カラメ・アブラ」は致しておりません。それでも後述する麺もしっかりからむ味わいでした。初心者の女性は「カラメ・アブラ」を最初からオーダーする必要はないかもしれません。足りなければ次回からお願いするというスタンスが完食の鍵のような気がいたします。
ちなみに今回、魚粉（削り粉）をオーダーしましたが、こちらも時折口に含むと味わいに出汁の香りが広がり、関西出身の筆者にとっても好みの出汁味になりました。ですので、味に深みが欲しいけど辛さは控えめが良いという方は、魚粉のトッピングはおすすめといえます。そして次に、野菜やお肉を切り開き現れる麺です。もっちりとした食感が特徴、太角麺のつるっとした自家製麺です。モチっとした食感は、意外と女の子には嬉しい食感と言えるかもしれません。ただし量がマッチしていないと苦痛になる可能性があるので、最初に「麺少なめ」とオーダーしたのは大正解でした。そしてどうにか、スープはさすがに飲み干すのを自粛いたしましたが完食することが叶いました。

「麺でる」は女子一人で行っても大丈夫！食べきれる量をイメージして伝えれば全然完食できる！
味わいは、思っていたほど濃すぎの味わいでなく、醤油の美味さなど繊細な味わいも楽しめました。何よりも四十路を過ぎた筆者が次の日胃もたれしなかった点は、意外と女性に優しい味わいなのかもしれませんね。スタッフの方のオーダー時の女性へのフォローも素敵でしたので、「麺でる」は女子一人で行っても大丈夫！食べきれる量をイメージして伝えれば全然完食できる！と結論付けます。

（サハコオ）